バルク輸送

バルク輸送とは? バルク貨物とコンテナ貨物の違い、粉粒体・液体の輸送容器

バルク輸送①
バルク輸送②

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バルク輸送とは バラ積み船による輸送

バルク輸送とは バルク輸送・バルクカーゴ

バルク輸送
バルク輸送とは、粉粒体や液体を個包装せずに輸送することを指します。バルクとは、bulkに由来し、かさや容量という意味があります。物流業界においてバルク(bulk)は、積み荷、ばら荷を意味しています。英語での略称は、blkです。
バルク貨物(バルクカーゴ)
バルク貨物/バルクカーゴ(Bulk Cargo)とは、小麦粉や穀物など個包装せずにバルク輸送される貨物を指します。バルク貨物/バルクカーゴとは本来包装せずに輸送される形態をいいますが、袋詰めされた状態でバラ積み船で輸送される貨物もバルク貨物/バルクカーゴと呼ばれています。バルクカーゴには、ドライバルク、リキッドバルク、ブレイクバルクカーゴの3つの種類があります。
リキッドバルク
リキッドバルクとは、石油など液体のバラ積み貨物を指します。リキッドバルクに分類される製品の具体的な例としては、化学薬品、重油、石油製品、LPG(液化石油ガス)、原油、LNG(液化天然ガス)などがあります。リキッドバルクを輸送する船は、原油タンカー、LNG(液化天然ガス)輸送船、LPG(液化石油ガス)輸送船などがあります。
ドライバルク
ドライバルクとは、固体びバラ積み貨物です。ドライバルクに分類される製品の具体的な例としては、原木、砂利・砂、非金属鉱物、鉄鋼、鋼材、セメント、金属くず、化学肥料、石灰石、コークス、配合飼料、廃棄物、原塩、木材チップ、麦、とうもろこし、鉄鉱石などがあります。ドライバルクの大半を占める穀物、鉄鉱石、石炭を三大バルクといいます。ドライバルクの輸送に使用する船をバラ積み船やバルク船、バルカーなどと呼びます。
ブレイクバルクカーゴ
ブレイクバルクカーゴ(Break Bulk Cargo)は、コンテナに入らない長尺貨物や超重量貨物を指します。ブレイクバルクカーゴは、本船に荷役設備が搭載されており直接貨物を積載できる船(在来船)によって輸送されます。ブレイクバルクカーゴに分類される製品の具体的な例としては、完成品の自動車や産業機械などの大型機械等があります。
バルク包装
バルク包装とは、同一品目を容器や袋に個包装せずにまとめて大型容器で輸送する包装を指します。一度に大量に運ぶ必要がある粉体や粒体の輸送時によく使用されています。

株式会社ウインテックスは、輸送保管を効率化・コスト削減する様々な製品を取り扱いしております。
詳しくは、以下の製品一覧ページをご覧ください。

バルク貨物の製品例

バルク貨物の製品例です。原木、砂利・砂、非金属鉱物、鉄鋼、鋼材、完成自動車、その他輸送機械、産業機械、セメント、重油、石油製品、化学薬品、ゴム製品、金属くず、化学肥料、LPG(液化石油ガス)、原油、石灰石、LNG(液化天然ガス)、コークス、配合飼料、廃棄物、原塩、その他石油製品、木材チップ、麦、とうもろこし、鉄鉱石、配合飼料など。※バルク輸送の場合は、この中の一品目に限定して輸送されます。

バルク貨物のメリットデメリット

海上輸送貨物は、コンテナ貨物とバルク貨物に大別でき、バルク貨物は国際海上荷動き量の7割以上を占めています。バルク貨物のメリットは、同一品目を大量に輸送するため大規模市場への供給に適していることや、輸送コストが低いことがあります。バルク貨物のデメリットとしては、輸送する製品が同一品目に限定されること、大量輸送による在庫リスク、出発港までに他の貨物とまとめられ別の生産者の製品が混入するリスク、リードタイムが長いことによる品質低下のリスクなどが挙げられます。

バルク貨物とコンテナ貨物の違い 粉粒体や液体の輸送

バルク貨物とコンテナ貨物の違い

バルク輸送とコンテナ輸送

海上輸送におけるバルク貨物とコンテナ貨物の違いを解説します。
バルク貨物は、個包装せずに船積みされる貨物を指し、コンテナ貨物はフレコンバックやドラム缶などの輸送容器に充填された貨物を指します。国内外では、梱包せずにバラ積み船で運んでいるバルクカーゴをコンテナ輸送に転換する「バルク貨物のコンテナ化」を推進する動きもあります。
バラ積み船を使用したバルク輸送とコンテナ輸送を比較すると、コンテナ輸送はリードタイムが短く荷物が到着するまでの期間を見通しやすいというメリットがあります。バルク輸送はリードタイムが長い分、製品劣化への対策が必要になります。
バルク貨物を輸送する不定期船は、荷主企業1社が大量輸送の目的で使用します。そのため荷物を降ろした帰りには何も積載していない状態(片荷輸送)になるため、非効率的です。バルク輸送からコンテナ輸送にすることで、CO2の排出量が削減できます。

コンテナ輸送のメリットデメリット

コンテナ輸送のメリットをご紹介します。コンテナ輸送は、戸口から戸口への一貫輸送ができ、決まった航路による供給の安定性が得られます。船での荷役作業が不要で、バンニング後にほかの生産者の製品と混ざらないので、生産地や品種が指定された分別生産貨物に適しています。
コンテナ輸送は、小口輸送による在庫リスクの低減や保管費用の削減、施設維持費用や盗難対策費用も削減できます。そのためスポット取引に依存する製品や需要変動が読みづらい製品に適しています。
コンテナ輸送のデメリットは、運行スケジュールを遵守するためインバランスには対応しづらいこと、バルク輸送よりもコンテナ輸送のほうが運賃が高価であること、通関手続きが厳格で手続き費用が高くなることなどがあります。

液体・粉体(粉粒体)輸送用容器 IBCコンテナ・フレコンバック

コンテナ輸送の課題を解決する弊社のオリジナル製品をご紹介します。
コンテナ輸送効率を向上させ、コストを削減する輸送容器・物流システムです。

IBCコンテナ 粉体や液体の輸送に

バルク輸送に最適なIBCコンテナをご紹介します。ホリフトシステムは、組み立て式のIBCコンテナです。粉体や粒体、液体の輸送に適しており、ドラム缶やフレコンバックの代替品としても使用できます。8段まで安全に段積みができるのでスペース削減・輸送効率向上に効果的です。パレットとラック、容器が一体型となっており、フレコンラックも不要です。
→ホリフトシステム詳細ページ

IBCコンテナ
  • バルク輸送コンテナ
  • IBCコンテナ
  • バルク輸送コンテナ
商品名 ホリフトシステム
用途 粉体や液体の輸送保管
特徴
組み立て式でコンパクト。食品用にも使用可能。コンテナ輸送効率を向上。8段積み可能で省スペース。

ホリフトシステム資料はこちらからすぐにダウンロード可能です。
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コンテナ輸送効率を上げるフレコンバック

ホリキューブは、充填後も完全な角形を保ちコンテナのデッドスペースを削減して、輸送保管効率を向上させるフレコンバックです。
荷崩れ防止や段積みの安全対策にも有効です。

フレコンバックのコンテナ輸送
  • フレコン、コンテナ輸送
  • コンテナ輸送効率
  • ホリキューブ
商品名 ホリキューブ
用途 フレコンバックによる輸送保管
特徴
完全な角形でコンテナ輸送のデッドスペースを削減し、輸送保管効率を向上。荷崩れ防止、コンタミ対策にも。

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輸送効率を向上させるフレコン機器

ホリバルクは、通常の4点吊りフレコンバックにセットするだけで、段積みが可能になるフレコン輸送システムです。ホリバルクを装着したまま、充てん作業や排出作業もスムーズに行うことができます。段積み輸送で輸送コストが削減できます。

フレコン輸送①
  • フレコン輸送②
  • ホリバルク
  • ホリバルク
商品名 ホリバルク
保管時最大積載量 4段または7mまで
特徴
フレコンバックの輸送保管システム。フレコン輸送の段積みが可能になり、ホリバルクを装着した状態での充填・排出も可能。輸送コスト削減。

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輸送用包装 包装資材メーカー

防湿梱包やIBCコンテナ

輸送包装

株式会社ウインテックスは、包装資材や物流容器を扱うメーカーです。防湿梱包や、IBCコンテナ、フレコンバックなど幅広くご提案可能です。自動梱包機や自動倉庫など機械設備取り扱っております。貴社の輸送や保管、梱包資材、物流コストに関する様々なお悩みを解決します。
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コンテナ輸送①
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