フレコンバッグの使い方

フレコンバッグの使い方 安全な使用方法と使用上の注意

フレコンバッグ資料PDF①
フレコンバッグの資料PDF②

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フレコンバッグの使い方

フレコンバッグの使い方①

フレコンバッグの使い方は、①充填②輸送③排出という流れになっています。本体部分の上部にある投入口から内容物を入れて投入口を結束し、パレットなどに載せてフォークリフトでトラックに荷役し、目的地まで輸送します。目的地でフレコンバッグを保管・または排出して作業は終了です。使い捨てのワンウェイフレコンバッグの場合は1回使用後は、産業廃棄物として処分されます。ランニングフレコンバッグの場合は繰り返して複数回使用できます。
フレコン上部の開閉口は、充填後に二重に
固結びします。固結びの基本的な手順は、以下の通りです。紐の両端を右手と左手でそれぞれつかみ、一方を近づけて交差させ、できた輪っかの部分に端を通し結び目を作ります。両端を引いて結び目を締め、ロープ同士がしっかりと結ばれたことを確認します。
フレコンの排出口の縛り方は、特殊な縛り方をしていますが、基本的にワンウェイフレコンは、予め排出口が縛られており、お客様のほうで縛ることはありません。
充填後は、手作業で簡単にほどくことができます。
株式会社ウインテックスでは、各種フレコンバックはもちろん、フレコンの充填・排出をスムーズにする機械装置、ハンドリングツールなどフレコン関連製品を幅広く取り扱いしております。

フレコンバッグ使用における基本用語

フレコンバッグの使用時には覚えておきたい4つの用語をご紹介します。安全使用荷重、最大充填質量、積み重ね段数、コンテナ容積は、フレコンバッグの輸送・保管・充填の際に非常に重要なポイントです。それぞれ確認して適切な利用を心掛けましょう。

安全使用荷重
フレコンバッグの安全使用荷重とは、SWL(safe working load)とも言い、フレコンバッグを安全に使用できる荷重の上限値をニュートン(N)で表記したものです。フレコンバッグを充填・保管・輸送する際には確認する必要があります。
最大充填質量
フレコンバッグの最大充填質量とは、フレコンバッグに安全に充填できる質量の上限値を㎏で表現したものです。安全使用荷重と同様にフレコンバッグの充填・保管・輸送時には確認が必要です。
積み重ね段数
フレコンバッグでの保管は、省スペース化のため一般的に段積み状態で行います。積み重ね段数とは、満載した最大充填質量の等しいフレコンバッグを積み重ねられる段数のことを指します。積み重ね段数は一番下になるフレコンバッグを除外した数になります。
コンテナ容積
フレコンバッグはコンテナとも言い、フレコンバッグのコンテナ容積はフレコンバッグに充填できる容積をリットルで表したものです。

フレコンバッグの効率的な使い方 機械装置で効率UP!

フレコンバッグの使い方①【フレコンバッグの選び方】
フレコンバッグは、一度だけ使用することを前提としたクロススタンダード形・クロスシングル形や、複数回の使用を想定したランニングI形などがあります。また粉体を充填する際は粉塵爆発事項の防止に静電気防止の設計がされたタイプCやタイプDの使用が必要である場合もあります。
→フレコンバッグの選び方

フレコンバッグの使い方②

フレコンバッグの使い方②【フレコンバッグの充填方法】
まず、前提としてフレコンバッグは用途や目的に即したものを選択した上で使用前には表示ラベルをチェックしましょう。充填は必ず排出口を閉じた状態で行い、充填後は投入口を閉じます。ここまでがフレコンバッグの充填作業の流れです。
また弊社では全自動フレコン充填機「エムデ」を取り扱っております。ロボットがフレコン設置・計量・投入を行います。空気圧で袋を膨らませて投入口に接続し充てん作業を行うため高い粉塵防止効果が得られます。充てん後のシーリング(投入口の結束)まで完全自動化できます。
→全自動フレコン充填機エムデ製品ページ

フレコンバッグの使い方③

フレコンバッグの使い方③【充填後のフレコンバッグの移動と保管】
フォークリフトのフォークの幅の間隔やフォークリフトのマスト角度は事前に安全な状態を確認し正しい状態で作業しましょう。フレコンバッグを積み上げて保管する場合は荷崩れによる事故に注意する必要があります。ウインテックスの段積み安定性フレコンバッグ「ホリキューブ」なら通常のフレコンバッグと比較して非常に安定性が高く、2段積みの際の間のパレットも不要になります。コンテナ積載効率向上にもお役立て下さい。
→ホリキューブ詳細ページ

フレコンバッグの使い方④

フレコンバッグの使い方④【中身を簡単に取り出す方法】
フレコンバッグの排出にはフレコン排出装置の「ホリコンシャッター」「ホリコンカッター」が便利です。ホリコンシャッターは排出口ありのフレコンに装着し、排出量の調整や一時停止を作業者一人で行うことができます。ホリコンカッターは排出口なしのフレコンフォークリフトで突き刺すだけで簡単に作業者一人で排出作業ができます。
→ホリコンカッター製品ページ
→ホリコンシャッター製品ページ

フレコンバッグの使い方⑤

フレコンバッグの使い方⑤【処分方法】
フレコンバッグの処分は産業廃棄物としての分類になります。産業廃棄物はカサによって処分価格が変わるためなるべく圧縮することで費用を削減することができます。ウインテックスのフレコンバッグ圧縮装置なら、使用後のフレコンバッグ1つに、圧縮後のフレコンバック20から30を詰めることができます。
→フレコン圧縮機の製品ページ

フレコンバッグ使用の注意 事故を防ぐポイント

フレコンバッグを使用する際の事故を防ぐためには、安全使用荷重・安全な積み上げ段数を守ること、また想定された使用回数を超えた使用をしないことが重要です。またフレコンバッグに穴が開いていることを発見したり、危険な傾きがあった場合は近寄らず(人を近づかせず)フォークリフトで安全な場所まで移動させるなどの対応が必要です。段積みフレコンバッグに穴が開いて上段が崩壊し、一人で修復作業を行おうとした作業者が事故に遭った例もあります。またフォークリフトからフレコンバッグが滑り落ちて下敷きになる危険性があるため、フォークリフトのマストを前に傾けない、コンテナの下に人を入れない、フォークリフトに滑り止めなどを装着して事故を防ぐよう心掛けて下さい。また基本的なことですがフォークリフトを使用する際はヘルメットを着用しシートベルトをしめ、急発進や急旋回(フレコンバッグを吊り下げた状態で速度を付けて方向転換)しないことも、フォークリフトの転倒事故を防ぐために重要です。
初めてフレコンバッグを使用する場合は、是非弊社に事前にご相談下さい。
※通常の白やベージュ色のフレコンバッグは直射日光に弱いので、屋外で使用する場合は屋外専用の黒いフレコンバッグ「耐候性フレコン」をおすすめ致します。

→フレコンバッグの種類と規格

フレコンバッグカタログ

上記は弊社のフレコンバッグの基本仕様です。この他の規格以外のオーダーメイド品や、弊社オリジナルのクローバー型フレコンバッグ・特殊な構造によって完全な角型を維持し安全に使用できるホリキューブなど様々な用途に合わせたフレコンバッグを各種取り扱っております。一貫生産で高品質な製品を低価格で提供できます。お気軽にご相談下さい。
→フレコン関連製品を見る

フレコンバッグ資料PDF①
フレコンバッグの資料PDF②

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