プラスチックの加工方法には押出成形・射出成型・ブロー成形などがあります。押出ラミネート加工は、パイプやシートなどの連続的な形状への加工に適した押出成形の1種です。
押出コートラミネートは、溶解した熱可塑性樹脂をTダイより押し出し、紙やフィルムに圧着させるラミネート方法です。
→押出ラミネートとは
アルム箔やクラフト紙・不織布などの基材に性質の異なる熱可塑性樹脂を複数シート状に重ねることで、基材単体にはない防湿・ガスバリア性・印刷適正・防水など様々な機能を付与することができます。ラミネートの加工には以下の種類があります。
押出ラミネートの受託 押出ラミネート加工の会社ならウインテックス
押出ラミネートの受託について
押出コートラミネートとは
- サーマルラミネート
- 紙や不織布・事前に接着剤が塗布された接着フィルムを加熱ロールで圧着して張り合わせる技術です。
- ウェットラミネート
- 水溶性の接着剤を塗工し、接着剤が乾燥する前に張り合わせるラミネート技術です。
- ドライラミネート
- 基材の表面に溶剤を溶かした接着剤をコーティングし、乾燥させた後に基材と加熱ロールで圧着し張り合わせる技術です。
- ホットメルトラミネート
- 無溶剤性の接着剤を使用し、加熱ロールで圧着させる技術です。
- ノンソルベントラミネート
- 無溶剤反応型のウレタン系接着剤を溶解した状態で基材にコーティングし、ほかの基材と加熱ロールで圧着します。有機溶剤を使用しないという特徴があります。
押出ラミネートの様々な案件を受託
株式会社ウインテックスが所有している押出ラミネート機は、狭幅から国内最大級の広幅まで加工可能です。さらに工場内にはＪＩＳ規格に適合した試験機を使用した品質管理設備があり、製品の性能を裏付けるデータとともに提供致します。安心してお任せ下さい。
株式会社ウインテックス ラミネート加工機械設備
1）最小加工幅 700mm ～最大加工幅1750mm幅 1基
2）最小加工幅1000mm ～最大加工幅2200mm幅 1基
3）最小加工幅1000mm ～最大加工幅2400mm幅 1基
4）最小加工幅2000mm ～最大加工幅3700mm幅 1基
付帯設備：サンド用繰出装置、加湿装置、コロナ処理機、オゾン処理機、異物検知器、自動切換装置、除電装置
→押出ラミネート設備詳細を見る
株式会社ウインテックスは、福島県いわき市にあるラミネートコーティング会社です。
会社名WINTEXはWrapping’s Innovative Technology Expert/包装革新技術の専門家集団の頭文字であり、技術を以て勝ち抜く（ＷＩＮ ＴＥＣＨｓ）という二つの思いを込めております。私たちは現場の一人一人がコーティング技術の専門家として押出ラミネートの受託を行い、お客様のご要望にお応えいたします。押出ラミネートの受託会社をお探しならぜひ弊社にお声がけください。
→会社概要
押出ラミネート受託の流れ
①お問い合わせ
お電話かメールにてお気軽にご連絡下さい。
メールの場合はお問い合わせフォームをご利用下さい。
②ミーティング
お客様からのお問い合わせに基づき、ラミネート製造のプロとして当社からのご提案を致します。
ご訪問またはウェブ会議にて実施します
③試作・お見積り
テーブルテストや差込み少量試作、またはラミネート設備実機にて試作実施。
（仕様、性能試験データ、お見積もりご提示）
④試作品評価
試作品の現物や性能データをお客様の社内で評価、ご検討頂きます。
⑤ご契約・発注
試作内容にご納得頂きご契約・発注の上、本製造をスタートします。
押出ラミネートの試作や、押出ラミネート方式についてのご相談お待ちしております
●相談内容の例
・内容物が湿気に弱い製品のため、バリア性のあるラミネート製品を探しているのですが...。
・輸出するため、海外での荷扱いが粗いため製品に傷が入って困っているのですが...。
・異なった２種類以上の機能シートを貼り合わせて１枚にしたいのですが...。
押し出し方式で加工されたラミネート製品は、接着剤を使用しないため残留溶剤がありません。さらにドライラミネート方式と比較して安価に大量に迅速に加工可能です。ラミネート加工だけではなく超広幅３ｍ幅の液体塗工、３.７ｍ幅フレキソ印刷加工・ワインダー・スリッター・平判加工・小巻加工・シール製袋加工まで一貫生産致します。
→ラミネート製品一覧を見る
押出ラミネートの受託会社をお探しの方、具体的な案件だけではなく、検討段階にある製品のご相談も歓迎です。
まずはお気軽にお問い合わせください。
